取引先の大事なお客さんから圧力をかけられれば、販売業者としても何とかしなければなりません。サクラを動員して見せかけの倍率を演出し、その物件を希望して抽選会場に訪れた客達を脅かして他の住戸への登録振り替えをあおったり、抽選時にはそのサクラ達も名義登録させ、自分達の当選させたい客のために当選確率をアップさせるわけです。他の客としては頭にきます。ほとんど裏工作みたいなものですから。しかしそれが実態です(バブル期には営業マン自身が値上がりを期待して新築物件を買い漁っていた程です)。対応策としては、逆にコネを利用するという方法があります。とはいっても、その販売業者の中に誰か知り合いの営業マンでもいれば何とかなるかもしれませんが、世の中そううまくはできていません。そこで、その販売業者と日頃取引のある別の知り合いの不動産業者にでも頼んでみる、という方法もあります(確実な方法とは言い切れませんが、有効な方法ではあります)。
「資産」として残るからといって持ち家志向になる方が多いのですが、将来が未確定な不動産資産よりも、最も流動性が高く、価値のある「現金」で資産を残す方法が賃貸生活を続けることなのです。2000万円あれば、都内の利便性の高い中古マンションの購入も可能ですし、軽井沢や那須、葉山、沖縄、北海道といったリゾート地に、別荘風の戸建て住宅を土地付きで購入することも十分に可能です。さらには、人気の海外(オーストラリア等)でも大丈夫だと思います。賃貸生活がバラ色の老後を可能にしてくれるというわけです。特に公務員や大企業の社員で、安い金額で利用できる社宅や家賃補助か支給されるようなところであればなおさらです。住宅ローン補助を実施している企業はほとんどありませんので(一部大企業で、利子補給(1.0%以上もあり)という住宅ローン補助制度がある場合があります)、社宅や家賃補助等が充実している場合はマイホームへの憧れは我慢して、それを利用し続けることをお勧めします。どうしてもマイホームへの憧れが強い方には強制はしませんが、それほどこだわりがなければぜひ、賃貸を継続してみてください。実は、住宅を販売している不動産業者の多くが賃貸住まいです。他人には押し売りしておきながら自分たちは賃貸に住んでいるのです。その理由は、さすが専門家で、その辺の一般的な物件であれば、買うと損することを十分に理解しているからなのです。住宅販売業者の方がマイホームを所有しているとすればそれは、相当良質でお買い得な物件のはずです。まずは「持ち家」への憧れとこだわりを捨ててみましょう。賃貸でも持ち家でも、「住めば都」とよく言います。損してまで持ち家にこだわるのは無謀ですのでご注意ください。
友人の家でシステムキッチンのオーブンが故障しました。十年ほど大切に使っていたオーブンなので、当然、修理して使おうと思い、メーカーに連絡したところ……。なんと、十年前の部品はもう在庫がなく、修理はできないと言われたそうです。じゃあ、オーブンだけを取り替えようと思っても、システムキッチンはいろんなものがすべて一体化してあるのでオーブンだけを取り替えるのは無理。台所の大部分を占めているシステムキッチン全体を取り替えるしかない、と言われたのだそうです!そもそも故障したのはオーブンの点火部分だけなのに、台所全体を取り替えなくちゃならないなんて!しかもそれには何十万円もかかるんだそうです!ものすごく無駄だと思いませんか?どうしてメーカーはいろんな部品を保管しておかないんでしょう。古い商品が修理されてずっと使い続けられると、新しい商品が売れなくなるからでしょうか。